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UPDATE: 2020-03-18 10:03:15
解熱鎮痛剤を使うと感染症が長引いたり悪化することがあるので注意して下さい
感染症を起こせば発熱・頭痛・関節痛などが出現することがあって辛いですよね。

それらの症状にマイナスイメージを持っている方がほとんどだと思いますが実は違います。

例えば食中毒対策で加熱が推奨されるように基本的に菌やウイルスは熱に弱いので、菌やウイルスが住みにくい環境にするために自分から体温を上げ、体温が上がる事によって免疫も活性します。

さすがに39.3℃以上の高熱になれば命に関わる事がありますが、37,38℃台程度の熱なら命に関わる事はまずありません。

37,38℃台程度で解熱鎮痛剤を使ってしまうと免疫も下がって菌やウイルスの繁殖を手助けすることになります。

発熱するとおでこなどを冷やす人も居ますが、いきなり冷たい物を当てられると身をすくめたりするように、冷やすことで血管が収縮したり筋肉が緊張したり震えたりしますが、実際には発熱によって血管が拡がって汗が出て体温が下がる仕組みが人間には備わっていますので冷やすのは実は逆効果なんです。

発熱のために頭がボーっとしたり、頭痛が酷い時に冷やせばリラックス効果はあると思いますので、絶対に冷やすなとは言いませんが冷やしたからといって熱が下がるわけではありません。

発熱時は辛いですが頭が割れるほどの頭痛がある時などは別ですが、37,38℃台程度の熱なら解熱鎮痛剤は使わず、脱水にならないように水分補給はしっかりして安静で経過観察する方が、結果的に早く軽快することが多いことを知っておいてください。
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